今回の施工は車庫内壁塗装です。
元々部屋であった場所を改築して車が停められる車庫にしました。
内壁にはケイカル版を使用しています。
大工工事が完了したので塗装スタートです。
まず初めに全体の繋ぎ目の隙間をパテを使って全て埋めていきます。
この作業は後の仕上がりに大きく影響されますのでしっかり工程を重ねて下地を作っていきます。
全体に1回目のパテ施工が終わったら乾燥時間をおいてペーパーがけをします。
全体のペーパーがけが完了したらもう一度全体にパテをかっていきます。
パテは暫くたつと痩せてきます。しっかりフラットにするために2回同じ工程を行います。
2回目のパテ施工が終わり乾燥したら1回目と同様にペーパーがけをします。
-下塗り-
下処理が完了したら下塗りシーラーを塗装していきます。
今回ケイカル版の新規となるため吸い込みが強いので下塗りシーラーを2回塗装していきます。
(下塗り1回目)
1回目の時点でかなり吸い込みが強いためもう一度シーラを塗装していきます。
(下塗り2回目)
仕上げ塗装の1回目中塗りです。
現状ですとパテ処理をした箇所とそうでない箇所で吸い込みの違いによりムラができます。
乾燥していくにつれてこのムラはだんだん薄くなって消えていきます。
通常ですど次の仕上げ塗り工程でムラは消えますが使う塗料や状況によって消えない場合もあるため、その時はもう一度仕上げ塗りを繰り返し仕上げていきます。
(注意)
塗膜は厚すぎるとよくありません。
数回重ねて塗る場合は希釈率を変えて本来の膜厚になるように調整して厚みを保ちます。
-完成-