屋根 |
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パーフェクトベストブラック ラジカル 施工保証 5年 |
外壁 |
キシラデコールHSウォルナット 施工保証 3年 アートフレッシュ白 施工保証 5年 |
今回は山梨県の北杜市別荘の塗装工事です
屋根外壁の全塗装を行います
屋根:ファインルーフsiブラック
外壁:アートフレッシュ
木部:キシラデコールHSウォルナット
足場仮設
高圧洗浄作業
屋根
屋根は経年に伴いチョーキングが強くでています
このチョーキングをしっかり高圧洗浄機で除去しています
チョーキング除去せずに塗装を行うと後に剥離や不良の原因となります
屋根はトルネードチップを使って洗います
トルネードチップは水が回転しながら噴出するのでより強力な圧力がかかり屋根などのチョーキングがしっかり除去できます
ストレートチップは外壁などで使用します
外壁
屋根、外壁共にしっかりとチョーキングや汚れを洗い落としました
灯油タンクは塗装しませんが洗浄の時に一緒に洗いました
その他窓サッシやガラスも一緒に洗いました
屋根下塗り作業
下塗り塗装完了の写真です
上塗りの色が黒なので下塗りは黒の錆止め塗料を選びました。
今回の屋根は一文字葺きという種類になります
この屋根の場合重なり部分が劣化しやすく
錆もここから先に現れる事が多いです
その為、刷毛を使ってしっかり重なり目の中まで塗っていく事が重要となります
刷毛を使わずにローラーのみで塗装すると
上記の写真のように溝の中が塗れません
その為膜厚が薄く弱い場所から劣化が進んで行きます
一文字屋根は刷毛を使ってしっかり溝の中まで塗って行く事が長持ちする為の重要ポイントです
先程記載した重なり部分と同じように
唐草も錆やすい場所です
またこの部分は雨樋が付いていないと見える場所にもなるので長持ちさせるために
屋根と同じようにしっかりと下塗りを入れます
↓下塗りの様子↓
屋根中塗り作業
仕上げ塗装1回目の工程
中塗りです
下塗り同様に溝の中までしっかりと塗って膜をつけます
中塗りが完了しました
次に、上塗りをして屋根は完成です
屋根上塗り作業
屋根の塗装が完了しました
中塗りと上塗りとで同じ色を使って塗り分けている為写真では差が分かりずらくなります
上塗り工程は動画で確認する事ができますので下記の動画をご覧下さい
唐草も屋根と同様に
錆止め+中塗り+上塗り
合計3回塗装を行いました
軒塗装と穴補修
西側の軒にキツツキによって空けられた穴があります
トタンで塞いであったのですが
このまま塗ってしまうと逆に目立ってしまいます
キシラデコールは木部と鉄とで艶の光り方が変わるため塗装をした後だと余計に目立ちます
その為今回できる限り目ただない補修を行います
穴の中は空洞になっているのでこのままでは何も補修出来ません
穴の中に網を入れてパテが絡みやすくなるようにします
次に木部専用パテで形を整えていきます
パテがしっかり固まったら塗装をします
かなり目立たなくなりました
木部とパテ面では材質の違いからどうしても色の差がでてしまいますが
地面から見上げて見た時にはかなり目ただない仕上がりとなりました
この後もう一度塗装をして完了です
※写真は足場の上から見た状態※
北側の軒に色々配線が付けてありますが
外せる物は全て外して
塗装します
他の軒も綺麗に仕上げていきます
南面木部塗装作業
南側は紫外線の影響を強く受けるため
劣化の進行も進んでいます
カメラだと光の加減で比較が難しく見えますが
2回目の塗装時ではまだムラもあり綺麗にはなっていませんが3回目の塗装でしっかりと均等に仕上がりました
木と木の間に隙間がある所は刷毛で奥まで塗ります
カメラの性能上薄く写っていますが
実際の色は写真で見るよりも濃いです
ベランダ塗装と塗り壁クラック補修
2階南面ベランダです
かなり劣化しており塗膜が無くなっている場所もあります
ベランダは劣化も強いため今回4回塗装を行いました
ベンダーという道具を使って隙間の中もしっかりと塗ります
やはり4回塗って正解でした
2回目まで吸い込みも強かったですが3回目から落ち着いてきて4回目でしっかり仕上がりました
塗り壁の部分にはクラックが無数に発生しています
このまま塗装すると後にまた同じ場所にクラックが出てきます
塗った直後は塗膜で誤魔化せますが硬化していくにつれて直ぐに現れます
今回のクラックは幅が無いため塗装前に
シーリング補修を行います
細かい所までしっかり補修をし
塗装をするので玄関前に設置してある
ベンチも一度解体して
しっかり補修&塗装を行います
塗り壁下塗り作業
クラック補修の後は外壁の下塗りを行っていきます
下塗りは、上塗り塗料との密着性や仕上がりに大きく影響する大切な工程です
「下塗りは見えなくなるからいい」
ではなく、下塗りも上塗りと同じように
丁寧に均等に塗ります
外壁中塗り作業
塗り壁部分の中塗りです
中塗りとは
「仕上げ塗装1回目の工程」
を言います
仕上げ塗装は基本2回に分けて塗装します
いっけん中塗りの段階でも綺麗には見えますが
下塗りのシーラーがうっすら透けていたり
補修した場所が浮かびでてきます
上記の写真は中塗りが塗り終わった後の写真になりますが
乾いてくると補修した場所が浮かび上がってきます
この後上塗りの工程を行っても
乾けばまたうっすら出てきます
そこで、中塗りが終わり乾燥した後に
補修した場所だけ一度刷毛で
ボカシ塗りを行います
こうすることにより次の上塗りの工程で補修跡が全て消え綺麗な一面になります
このボカシ塗りも
上塗り時の膜厚を考えながら塗らないと
そこだけ厚くなってしまい逆に目立つ事になってしまいます
希釈率を調整したり
膜厚を調整したりとこれは長年の経験から行う作業ですのでなかなか説明は難しいですが
今回は全く分からなくなるほど綺麗に仕上げる事ができるので
ご安心ください!
外壁上塗り(仕上げ塗装2回目)
仕上げ塗装2回目の上塗りです
中塗りと上塗りは同じ塗料で塗り分けをするため
写真では比較が難しいです
そのため上塗り作業は動画にしましたので動画をご確認ください
玄関扉·ポスト塗装
玄関扉は一度漂白を行い
その後でサンダー磨きを行いました
左·施行前
右·磨き後
お客様の希望により
室内側の色と合わせて欲しいとの要望があったため
調色で色を調整して塗装しました
郵便ポストはサービスで塗装させていただきました
周りが綺麗になるとポストだけが浮いてしまう為
塗装させていただきました
表札の文字は今回白のペンキでフリーハンドで描きました
北側木部とその他木部塗装作業
北側の木部はそこまで傷みは酷くありませんが
塗料の劣化は確実におこっているので
しっかり3回塗っていきます
1回目の写真は色が違って見えますがカメラの光反射によるものです
3回塗装をする事でしっかりと色がつきました
外付け照明が元から汚れていたため
今回サービスで塗装しました
足場から富士山が綺麗に見えました^^